グローバリズムから「いがみ合いの時代」

24日午後、英国の国民投票開票で eu 離脱が 過半数を超えたようだ。

これで欧州は19世紀初ナポレオン時代(英国と大陸の反目)に逆戻りだ。あるいは、神聖ローマ帝国か。

第二次大戦以後の欧州統合(域内平和と対外的力)コンセプトがこれを機に崩れるのか、仏独中心に再結束して踏みとどまるのか。

英国内問題(首相退陣、スコットランド独立運動再燃)や、英国が金融センターとして国力を保持できるか、だけでなく、
eu内の力関係とドイツの経済的忍耐力、主要通貨間の為替バランス、東西(米-英-eu)、南北(ロシア-欧州-イスラム)の力関係どれもが揺らいで、ここ2-3年は経済(お金の流れ)に複雑な変動が起きそうな気がする。

世界史的には、西欧社会のグローバリズムから次の時代潮流への変節の象徴的な事件として記憶されるだろう。
それは多分、ヒト集団のクラスタが細分化され互いに「いがみ合う時代」とでも言うべきものになるのではないか。国や宗教でなく、宗派、エスニシティ、地域、年収クラスを軸に参集したグループが、相互理解なく、入り組んだ利害関係のもとで、いがみ合う時代。1990年代ユーゴスラビア紛争あたりに端を発し、イスラム狂信グループの勢力拡大、 人々は吹き溜まり(米国の白人構成比が50%を割り込み、難民は世界人口の1%に迫っている)を経て、OECD加盟国(英米仏)にもとうとう伝播してきたもの。

グローバリズムが自立した精神性を破壊した跡を引き継いで、
政治はポピュリズムと扇動に墜ち、良識がヒトの心の奥に埋まってヒトとヒトの間に通用しない時代。

その要因の一つとして、世界人口の急激すぎる膨張があるのではないか。折の中で過密化した同種生物の抗争をイメージさせる。
人口飽和の解決策は、いがみ合って頭数を減らすだけではなく、非生産年齢者の姥捨て、生活の場を宇宙に拡げることが考えられよう。

コメント

このブログの人気の投稿

20170812-

20160401-08